“プレフライトチェック・プリフライト” の意味・解説

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表記・読み

解説

プレフライト(preflight check)は「pre(前)+flight(飛ぶ)」で飛び立つ前のチェック(check)の意味で、DTPでは印刷刷版を出力する前のチェックのことを指します。

プリフライトフライトチェックとも表現します。


プレフライトチェックではフォント・画像形式・画像リンク・解像度・カラー・罫線の細さなどをチェックし、出力に問題ないかどうかを確認します。

このチェックを怠ると、文字化けや画像の抜けなどが発生するため、注意して行わなくてはいけません。

また、プレフライトチェックでチェックする項目は、印刷刷版出力する会社、出力する版材・資材・プリンター・プレートセッターなどによって異なるため、注意が必要です。


InDesignPageMakerQuarkXPressAcrobatなどにはこれらの機能が付いていますが、多くは簡易的なものであり、細かなチェックはできない場合があります。

このため、プレフライトチェック専用のソフトウェアも発売されています。



プレフライトチェック専用ソフトウェアとして有名なものには、DTPソフトウェアのドキュメント・PDFのチェックができる「Markzware Flightcheck」、Acrobat上でプラグインとして動作してPDFのチェックができる「Enfocus PitStop」があります。

markzwareMarkzware Flightcheck

▲Markzware Flightcheck


enfocusEnfocus PitStop

▲Enfocus PitStop