表記・読み
- Speedmaster XL 105…すぴーどますたー えっくすえる105
解説
Speedmaster XL 105とは、B1サイズ対応印刷機として利用できるオフセット枚葉印刷機のこと。ドイツ ハイデルベルグ社製。
ハイデルベルグ社製XL 105では、印刷用紙で750×1050mmという大きなサイズの印刷が可能になるのと同時に、毎時18,000枚の印刷が可能になっているため、短時間で効率よく印刷することが可能になりました。
またXL 105と印刷機のコントロールセンターのPrinect CP2000 Center(以下CP2000)との接続により、印刷機の運転からインキの調整などがリモート操作できます。CP2000との接続をすることで、安定した印刷品質をオペレーターが誰でも実現することができます。
XL 105は全般的なブラッシュアップにより弊社に以前導入されていたSpeedmaster CD 102より約30%の生産性をアップさせることが可能になり、より短時間で印刷を完了することができます。他にも湿し水の最適化によるヤレ紙低減、独特なインキ供給システムによりインキの安定性の向上がはかられ、より短時間で効率よく印刷が可能になったことで、用紙やインキ・電気等の資源の使用の低減も望め、環境配慮型印刷を実現できます。
これらの特長を生かし、少部数から大部数までの幅広い印刷をXL 105にて行うことが可能になり、環境に配慮しつつ低コストで印刷製品を完成させることが可能になりました。
Speedmaster XL 105の仕様
動画でみるSpeedmaster XL 105
前側
Speedmaster XL 105の前面(用紙排出口)です。
横向きのバーがぐるぐると回っていますが、 これが通る度に1枚印刷されています。(最大で1秒で5枚印刷できます)
後側
積まれている大きな用紙を次々に持ち上げて(=吸引して)印刷機に送り込む部分です。
吸引する機械が動く度に1枚印刷機に送り込まれていきます。