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表記・読み
- 乾燥…かんそう
解説
オフセット印刷でいう乾燥とは、オフセットインキが酸化重合(空気中の酸素と化学反応を起こすこと)により硬化し、ブランケット胴から用紙に転写したインキが中まで固まる状態のことです。
※印刷直後に印刷部分に手で軽く触れても、インキが手に付かない状態は「セット」という状態です。(=インキ内部まで固まっていない状態)
▲ブランケット胴は刷版から用紙にインキが転写される間にある胴のことです
化学反応による乾燥
化学反応による乾燥はまとめると以下のようなものが挙げられます。
- 酸化重合乾燥:空気中の酸素と触れることで化学反応を発生させて乾燥
- 熱重合乾燥方式:熱を加えて化学反応を発生させて乾燥
- 光重合乾燥:UVインキを使用し紫外線を照射して化学反応を発生させて乾燥
- 電子線重合乾燥:電子線を照射して化学反応を発生させて乾燥
物理的変化による乾燥
また、物理的変化による乾燥はまとめると以下のようなものが挙げられます。
関連情報・参考資料
- 第25回:「インキの性質 1-乾燥性」(ぷりんとぴあ インキのはなし)
- セット(オフセット印刷)(DTP・印刷用語集)