解説
ADBとはApple Desktop Busの略称で、キーボードやマウス、ドングル(ハードウェアキー)などを接続するポートのことを指します。他に接続できる物としては、トラックボール、トラックパッド、ジョイスティック、タブレット、バーコードリーダー、計測器などの周辺機器があります。
主にMacに搭載されていましたが、現在販売されているMacにはADBポートは搭載されていません。(USBやFireWire(IEEE1394)などに置き換わっています)
▲ポートの形状はこのような形です(映像のS端子に似た形です)
現在のPCやMacなどで多く採用されているUSBのポートと違い、電源が入ったまま周辺機器の抜き差しを行うと、周辺機器が認識されない場合が多くあります。また、電源が入ったままの周辺機器の抜き差しは接続されているキーボードなどの基板の故障が発生する恐れがあるので注意が必要です。電源を切ってから抜き差しを行うことをお薦めします。
USBポートに接続するADBポートへの変換器がありますが、変換器の種類・バージョンによってはドングルに対応できないものもあるため注意が必要です。(USBの機能拡張や最新のドライバーをインストールすると改善する場合もあります)
また、ADB端子には15台までの装置を接続できるそうですが、現実的には3、4台の接続が限界のようです。(Griffin Technologyのページより)
Theoretically you can connect 15 devices to an ADB controller. Apple recommends no more than 3 or 4 ADB devices be connected at one time which is a good practical limit. However you may be able to connect a few more. We recommend not exceeding 5-6 devices.