“菊” の意味・解説

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表記・読み

  • 菊…きく

※このページは「菊判」に関するページではなく、薄葉紙の「菊」についての解説ページです。菊判についてはこちらから

解説

菊とは、丸林製紙株式会社が抄造する極薄の印刷紙(薄葉紙)のことです。


用紙は非常に薄く、米坪量で14.0g/m2です。

コート系の用紙のような光沢感はありませんが、片面に多少光沢(艶)があります。反対側の面は上質系の表面(ひょうめん)になっています。

この用紙には伝統の土佐手漉き和紙に習った技術・製法が使われているようです。


特徴としては以下の特徴があります。

  • ふんわりと柔らかい触感
  • 透明度が高い(透け感が高い)


印刷で使用する場合のポイント・注意点・印刷適性

以下は吉田印刷所印刷する場合のデータになります。

米坪量厚さ用紙サイズ最大印刷可能サイズ
14g/m20.026mm1091×788mm1022×725mm

※厚さは弊社測定値です。


印刷の乾燥性が通常の用紙と異なります。

  • 総インキ量が高い(絵柄が重い)場合、乾燥に1~2日程度必要です
  • 総インキ量が低い(絵柄が軽い)場合、乾燥に1日程度必要です



関連サービス

吉田印刷所では、薄葉紙(極薄紙)である「菊」にカラー印刷できる技術を持っております。

薄紙印刷にご興味ある方は、詳細を以下のページからご覧ください。