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ブランド・伝えたい思いが伝える側でキチンと確立しているからこそできる究極のシンプルデザインの例を紹介します。今回紹介するのはCarre Rouge & Carre Blancというワインブランド。
一般的にはワインにはボトルにそのブランドならではのデザインがされたラベルが貼ってあります。しかし、このCarre Rouge & Carre Blancというワインブランドの赤ワイン・白ワインのデザインは、「赤」「白」だけの究極にシンプルなデザインとなっています。
このデザインはブログにも書かれているように「大半のロシア人はフランスやイタリアなどのワインブランドの違いを認識できない」ため、何かがデザインされていても消費者・ユーザー(情報の受け手側)には意味のない情報なのです。ブランドは発信者とユーザーとの共有イメージが重要です。その点から考えると、ユーザーが「赤ワインか白ワインか」といった点のみが共有できるイメージなのであれば、その共有できるイメージに合わせたミニマムなデザインは「赤」「白」だけのラベルというのは理解できるのではないでしょうか。