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自分たちのブランド力の元は何か?
ブランド力の元を見誤ると、ブランド力から派生した「モノ」に対して「ブランド力の元」と勘違いしてしまいますが、実際は、そのお店やメーカーに対してのお客様・ユーザーの期待がブランドです(関連記事)。
今回紹介する記事は百貨店のブランド力がネット(オンラインショップ)で発揮できていないという話です。百貨店のオンラインショップは単に高額な商品を並べるだけでは他のオンラインショップとなんら変わりません。丁寧な説明とここで買ったら大丈夫と安心できる接客力が重要といえるのではないでしょうか。
地域に古くから存在している商品は非常に多くあります。この地域の商品を継続してより多くの人たちから購入してもらうには、その商品のブランドを確立することが大事です。商品と消費者・購入者がまず触れあう部分、それは、店頭ではパッケージ、街中やイベント会場ではポスター・のぼり(幟)など、商品の中身ではなくその周りに存在するものがスタートです(試食はまた違いますけどね)。
こうした周りの情報をデザインによって生まれ変わらせ、購入してみたい!と思わせる事例がまとまっているのが書籍『地域の魅力を引き出す!リニューアルデザイン』(パイ インターナショナル発行)です。
生まれ変わる前の商品・サービスも掲載されているので、どれだけ変わったかが分かっておもしろいです。こうしたデザインによるブランディングもチェックしておきたいですね。
なお、新潟県からは阿賀野市の八米(はちべえ)という蜂蜜が紹介されています。