・書き込み順(新しいものが下)に掲載しています

明石ダコを超えよ!大阪発「泉だこ」のブランド化作戦(ダイヤモンド・オンライン)

「大阪って漁業があるの?」と思われる方も言うかもしれませんが、江戸時代には大変盛んだったようです。大阪の佃の漁師が徳川家康に呼ばれ、築地市場の礎となるものを作ったことは、徳川家康没後400年そして築地市場の移転という話題の中で最近よく聞かれる話です。

大阪府の「泉ダコ」は兵庫県の「明石ダコ」と比べて知名度が圧倒的に少なく、価格が安定していなかったそうです。買い手の数も不安定で、品質に対する信頼も不安定だったということですね。そこで漁協を上げて新製品開発やイベントを行い、5年ほど掛けて「泉だこ」をアピールしていきました。その結果、知名度が上がり、地域の方々が買い支えてくれるようになったことで、ブランドの価値が高まり、価格が安定してきたとのことです。さらにタコを軸として地域を巻き込んだ活動も現在行われて、ブランドの確立に努めています。

ブランドはイメージや他と違う価値という点にフォーカスされることが多いですが、支持してくれるファン・お客様を「安定的」に確保しないことにはブランドイメージの維持も難しいと考えさせられる話でした。